犬の汗腺は主に肉球にしかなく、人間のように発汗による体温調節がほとんどできないため、暑い時期は想像以上に暑さの悪影響を受けます。
また、裸足で歩く犬にとっては高温の床も危険が潜んでいます。

日陰をつくる

暑い日に犬を庭で遊ばせたり、日当たりの強い場所で過ごさせると、熱中症を招く危険が高まります。

ですから、暑い時期には屋根やターフ、植栽による木陰などを利用して屋外に日陰を数カ所つくりましょう。
そうすると、犬は涼しい場所を選んで移動することができます。

床の温度に注意

地面と体の距離が近い犬は、人よりも地面からの放射熱を受けやすく、体感温度が高くなります。

また、高温の床や路面などを歩けば、肉球をやけどする危険も。肉球は地面に接する部位なので、やけどをすると治るのに時間がかかり、細菌等が入って悪化する場合も。散歩時だけでなく、自宅敷地の地面や床面の温度にも十分に注意を。

洗い場に注意

犬を洗う場合、家の浴室で行う人が多いようですが、寄生虫やズーノーシス(人畜共通感染症)の危険性があるため、犬の洗い場を別に設けるのが理想的。外で洗う場合は、濡れた毛に直射日光が長時間当たると、皮膚にやけどのような症状を起こすことも。そのため、洗い場には屋根やターフなどを設置し、直射日光が当たるのを避けるのがベターです。

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